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国家危急! 洗脳から覚醒し悪魔の思想から離脱せよ!
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未明のベランダで




道浦母都子9年ぶりの歌集「花やすらい」を繰り返し読んでいて深更に及んだ、以降眠れそうにない。


 花やすらい読み了へ苦き追想に呼気留めゐらるわれ右翼なり  豊一

ニンゲンとはとかくに悲しいものである、ことに「共同幻想」に身を委ね青春を引き換えに無惨な時代を生きねばならなかった「順」な感性は、読むほどに痛切であり、また自分でも不思議なのだが共感する。

彼ら全共闘が自ら招いた事態ではあったにせよ

★リンチ受くる少女のかたえを通るとき押し黙りおり唖者者のごとくに 「隊列」

などを思い浮かべてまだ幻想の解けない彼らの真なる闇を知るのだが、それにもまして、近刊である花やすらいのやさしさはどこからきた感情であろうか?そして60歳を過ぎた彼女が到達した地平は


<あんなに残酷なのに・・・・>
★追憶に残るは柔らかき語感のみポル・ポトそしてクメール・ルージュ

★テロリストの眠りの浅さ 恐怖とは眠れないこと さるすべり散る

などに表現される過去からの叱責にも似た呼び声であろうか
さらにはたぶんそれが一番の本心かも知れない歌がある

★新大阪地下一階のうすら闇 消息不明になれる今なら


どれほどの痛みであろうか、人生を棒に振ったという夜は遠い彼方であるにもかかわらず、その桎梏は現在の歌人をして、ふっと行方不明の甘い誘惑を仕掛けている
後書きには「今後の私が、どのような道を歩いてゆこうとしているのか、未だ見えてこない。」
「生かされている自分の巡りのすべてにあらためて感謝。」
ありがとうございました。と結んである

私たちがとやかく言う前に彼女は自分を総括したのだろう。痛ましい魂がそこにあり、私は落涙する、。
もう払暁が迫った時刻である、久しぶりのタバコをくわえ、高層のベランダに立ってみると未明の大阪平野は家々に灯火が揺らめき、肌を刺す寒気である。金も名誉もお世辞も受け付けない愛猫がベランダに追いかけてきて私を見上げ「もう寝ませんか?」と誘う、彼女こそ愛そのものを純粋に求める生き物だ
私は自分の分際に帰り、立場を顧みて、今日を生きよう!それは決定事項であり、覆すことはない。
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