いのちの声 無端庵的こころ               

国家危急! 洗脳から覚醒し悪魔の思想から離脱せよ!
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下宿屋

「下宿屋 」 森田公一とトップギャラン   阿久悠作詞

阿久悠さんが残した名曲は、どれも時代を映して今も鮮やかだ しかも数多い。

なかでも、自分の学生時代とオーバーラップする「下宿屋」は本当にうまい!と感じる

短い歌詞に織り込んだ思いが、森田公一とトップギャランによって絶妙な、ある種の軽さと明るさを

醸し出していて、切ない。それは過ぎてしまった事へのあこがれの歌声というものか。

 1970年の秋、世田谷の友人の下宿で、彼のガールフレンドと会った、その人はおみやげに

3人分のケーキと 白い花を持ってきてくれた。そのころには、万葉集など

携えた女子学生という、慎みと、羞じらいを知っている「乙女」がいたものでした。

そのとき、地方出身の私は、始めて食べたモンブランというケーキが衝撃的で、東京というものをつ

くづく感じました。


青春の光芒はその輝きのただ中に立っているものには、どれほど素晴らしく、かけがえがないものか

、理解できない事だったと、いまは思う。
 
そして時は過ぎ、卒業が迫った早春のある日、夕暮れ迫る下宿のまどの空を見上げながら、

「今日は別れに来た」と1番の歌詞そのままに、彼女は語り、2人は別れの時を迎えたのだろうか

 しけたたばこを回しのみして、安い酒を飲み、高歌放吟 深夜ギターをかき鳴らす、下宿のおばさ

んは、困り果てる、が出て行けとは言わない、そんな時代があったことを、この歌は、描いている

 故郷の松山から上京して、知った人もいない都会で1人暮らしを始めた。

大学の入学式まであと1週間というとき、始めて自炊をして心細かった。そこへ奴が同じ下宿に現れる

当時流行の長髪、髭まで生やしていた、聞いたこともない訛りは飛騨の高山だという、同じ大学の新

入生で学部も同じ、奴は英文 私は国文 その晩から2人で飯を炊いて食べ、たちまちに親友になった。

熱く語り合い、殴り合い、友情を深めた親友と出会えた下宿屋。そのころは、夜が明けるのが

早いような気がしていた。「金もないのに楽しくて、いつも誰かに惚れていた」本当に楽しかった

奴は卒業後、空手着・黒帯と志だけを持って欧州に行った。どんな喜びや悲しみがあったのか私は知

らない、その硬骨漢も昨年、さっと踵を返すようにこの世を去り、その知らせは葉書1枚だった。

若かった彼らの横顔を思い出すまま、私は、佇みここにいる。

だらだら坂のてっぺんにあったはずの、下宿屋は、今も心のなかに懐かしく建っている
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城の中の城

しばし珈琲

窓外強い雨

北から南東まで見渡せるベランダから

山並みはおろか、隣町すら見えない、

わずかにJR府中近辺の高層ビルが雨に煙る中にシルエットのように建っているのが見えるだけ

煙草がなくなり、母のマイルドセブンを仕方なく吸っている

こんな雨では出かける気もしない

マンション下のアルザ通りは午前中から大渋滞

2度も淹れた珈琲は薄く味気ない

愚かしい行いの限りを尽くして人生は過ぎる

誰もが孤独で、嘘をつき 演技して 自分さえ偽り過ぎて行く

この世は嘘ばかりだから 自分にあった嘘を見つけて信じればいい

やがて、それが真実と思えるなら 真実だろう



3000曲ほどある自分のライブラリーをシャッフルで流していると

思いがけない曲がかかることがある

突然35年以上前のカーリー・サイモン「アンティシペイション」

懐かしく明るいアメリカの歌声  しかも強さも兼ね備えているではないか

人は過ぎたことを見たり聞いたりして生きて行く

もう取り返しはつかない時間だ

それが1秒前であれ35年であれ同じこと

過ぎたことをあれこれいって この大事な時間を無駄にしてはいけない

自分一人の時間 男としての洒落心 社会においてのバランス感覚

そういった自分に返ってくるものに気が付けばいいだけのこと

こういった雨の日曜  半日を漠寂として過ごすのも悪くない


ふと、インドネシア スラバヤの夜明けを思い出す

彼の地に残留し独立戦を戦い 脱走兵として未帰還の日本兵3000人

あの夜明けに自分に誓ったことが私の真実だろう

夜は稽古がある そろそろエンジンをかけようか・・・・・
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我が意を得たり

我が意を得たり

「玄米で温故知新」 同志社大フェロー 加地伸行氏 (23日産経朝刊2面掲載記事)


中途半端な記事が多い産経のなかにあって、今日のこの記事には快哉を叫んだ

氏はこう述懐する 「この世にこんなおいしいものがあるなんて思わなかった。こんなにおいしいものは知らず、70年うかうかと過ごしてきたかと思うと口惜しい思い」

玄米のことである。

玄米を炊ける炊飯器から 減農薬 無農薬 有機農法までご存じで、健康を保てることは
医療費の削減につながり 農家の育成と相まって国家の救済につながるとの論調

また、娘たちのヘソ出ルックが冷えを招き、医療費の赤字を増やすだろうと叱る
腹巻きがその救世主であると親切な解説まで付いている


そうなんです、冷えは万病の元 体を温めて 健康を保つ!これは最優先です
病気では何にも出来ません  痛い 苦しいは 異常なんですから。

近くの漢方の薬局には「体温が1度下がれば免疫力は40%ダウン」というポスター
ネガティブに考えないでも36.5度の体温を保つ生活をすればいいことです

今日もあるスーパーで高校生くらいのカップルを見かけました
男の子は普通 女の子はメタボの50代の体型おまけに股関節が亜脱臼しているのか
まともに歩けない、これでは子供は産めません 人口が減少しているのは
案外、こういったところに原因があると思います
本来この年頃の女の子は ほっといてもカワイイものですが、世間には女として
子供を産んで育てるという 神が与えたすばらしいプレゼントを自分から放棄して
もったいないことに気が付かない人が多いことです。

経済的理由その他で子供を作らないとかいう人がいますが
これほど身勝手ないいたてはありません
人類が、文明を持ち、発展し文化を構築し 今ここに至る
親が子に またその子に教育を施し 社会に貢献して 歴史が継続する
その、文化文明はいのちの連鎖によってつながります
社会共通の価値観によってそれは支えられてきた

もし、みんなが自分だけ享楽をして、子孫を残さず死んで行くなら
世界は100年も待たず滅びる ニンゲンがいなくなるからです
そんな簡単なことですから、それに反することは
どんないいたてであろうと 聞くわけにはいかない
だって、そんなエゴイストでも長く継続してきた文明に浴しているではありませんか
電気 水道 電車などあらゆる「公共」の施設設備を使わず
ことば(文化そのもの)さえ使わず
絶海の孤島で1人暮らしているならそれも仕方ないが それ以外なら
健康でポジティブな人生を生きることが「生まれてきたものの責任です」

自由な人生を送る権利はみんなにあります「日本はありがたい国です」
また、その対極には権利と同じ重さで義務があることを思いましょう。
メタボてる場合ではない


食の安全 ポストハーベスト糾弾 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark

チベット侵略に抗議デモ  大阪

中共の国家強奪、侵犯の原点 
チベット侵略に抗議緊急デモ行進のご案内

中国は、隣国を侵犯するな!

・チベットから中共軍は即刻出て行け 
・北京オリンピック反対
・新疆ウイグル自治区を解放せよ   
・中国商品一切の輸入停止
   
 14日、中共軍は、チベット僧の平和デモを暴動弾圧という言いがかりで催涙弾等を打ち込み鎮圧した。そして(実質)戒厳令を敷き弾圧しています。さらにデモの首謀者たちを住民の密告も奨励し、逮捕しています。平和的なデモが、中共お得意の無差別殺人で抑圧されているのです。
 中共軍は1951年にチベットに武力進駐しました。彼らは温厚な人柄、もともと争いを好まない人たち。その彼らが今回自主独立を訴えデモをしました。

 私たちはチベットの皆さんを支援し、彼らの自主独立と中共軍の即時撤退を訴えます。

 「今日」のチベットは「明日」の台湾 「明日」の台湾は「明後日」の日本

日時  平成19年3月23日(日)
抗議集会 14:00(受付開始 13:30)

デモ出発 14:40

※お時間のある方は13時に御集合下さい。集会前に別途計画がございます。
   
集合場所 大阪市西区靱公園西側噴水前 四ツ橋線/本町駅下車北東へ200m
  
デモ行程  靱公園→中国領事館→本町→御堂筋南下→難波【約3?】
(千日前筋で流れ解散16:15頃)
 
お 願 い  
? 平服でご協力下さい。
? プラカードは主催者で準備いたします。拡声器がございましたら、ご持参下さい。
   

「抗議!中国」大阪デモ実行委員会
【共催】 中国民族問題研究会 主権回復を目指す会・関西 実戦委員会 北京オリンピックに反対する地方議員と市民の会
【事務局】 殿岡事務所 03-5269-9461
MASUKI情報デスク(増木) 090-37104815
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永遠の未読

その本を買ったのは2月11日 そして、2月21日未明に最後のページに
たどり着いている



保根治(ほねおさむ)・男・三十六歳・高校教師。
突然、かれのもとへかかってきた電話の主は、いる
はずのない`弟`だった。
空を飛び、スプーン曲げを職業とする、自称 `弟`
いったい、その目的は・・・・・・

帯の裏側のコピーより


突然の中断、その世界は若い頃から愛した異空
今日、中山うりの2006 DOREMIFAが届いた
オンリーワン URIのCDは 楽しく、懐かしい歌声だ
最後の曲は「走る女」

「飛ぶ男を」連想したのです
死後 愛用のワープロのフロッピーデスクから
発見された長編

永遠の未読作品です

こんな本もあってもいいかと思えるようになりました



1994・1・22初版
安部公房 「飛ぶ男」


人生はこんなモンかも知れませんね!
アプレゲールアバンギャルド | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark

襲撃の5月

襲撃の五月


行いに血塗られた人の手が

ふるえる

天を焦がすほむら

その巨きな過ちは

なんのためだろう

カラシニコフは怨恨を生み続け

アフリカは飢える

亜細亜の人びともまた貧困に泡立つ

希望の亜細亜の盟主  日本

暗愚の淵をさまよい

金銭こそが至上との多数決に腐敗する

見ないわけにはいかぬ

世紀が変わったとしても

蹂躙は終熄しない

おおきな暗雲に向かって

特攻は逝った

その叫びさえ忘れていいのだろうか

つまりもせぬジャンクフードと引き換えに

たましいを放棄するのか

今、世界は火の海 血の洪水だ

貧しいものは無知故に疫病に苦しみ

富めるものは欲故に罪を重ねる

聞け、人や!

音を発て 文明が滅ぶ

のたうちながら文化が朽ちる

この戦いを 傍観するな

人それぞれの人生は いまその手にあるではないか?

世界を見よ!
新右翼〜民族派〜その先? | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark

昇段審査会

近畿地区居合道連盟昇段審査

初段3人 2段1人 3段2人が基道館から受審致しました
(地区審査は5段まで)

一番心配していた人も高得点で合格していました(学科100点 実技72点)
やれやれです。 ことしは審査の会議が紛糾して時間がかかりました。
会議室から責任者にお呼びがかかってもいいように、近くで待機していたら
師の兄弟子である地区連盟副会長F先生が出てこられ、私に近寄って来られたので
「来たか!」お歴々の前で釈明をする覚悟を決めました。
しかし、なんと問題は違うことだった。
先生は(私は親しみを込めオジキと呼んでますが)「らちがあかん、ちと休憩」と
出てこられたのでした。
そんなこんなで朝9時から始まった審査会 初段の新規登録が終わり、大浜体育館を出たのが 4時30分になっていました。
そとに道場のものそろって、ぞろぞろと玄関を過ぎる時、御宗家がこちらをごらんになっておられました、既にご挨拶をすましているので、軽く会釈をしながら通りすぎようとすると、我々に手を振っ てくれていた。 最後まで御宗家に異論を唱え譲らなかった、師である村上範士の遺訓を守り、基道 館の武風を変えない私たち 誰が見ても古流そのもの 今となっては異端の者たちに気さくに手を振 って頂ける・・・・ありがたく思いました。

他の道場の先生方は なぜか遠巻きに見ておられるので実は肩身が狭いこともあります。

その後は 堺チンチン電車通りの「ちくま」で恒例のそばを食べて解散。

思えば、稽古をするための道場もなく師弟4人の頃からの習いながら、今年のそばは格別でした

主席師範代が錬士を受審出来るのは来年5月京都大会です

錬士から指導者の資格が出来ます

それまでもう1年 館長を務めましょう

また明日は稽古があります  初段になった人にお祝いに武号を贈ります

立派な修行を期待して。


武号によせて

御昇段おめでとうございます 日頃の錬成なって
有段者として認められたことを、お祝い致します。
今後もますます御精武されますよう祈念致します

さて、この記念に武号を贈るのが習いですので
約1月ほど 考慮致したものをお渡し致します

出来得れば、基道館の武道に対する考えと一体となって
今後も、武道のみならず社会に貢献できる人格を陶冶され
有意義なる人生の一指標として頂ければ幸いです

武道においては師を超えることが一番の孝養です
いつ何時でも超えてください

私は無端庵といいます
皆さんに 不の字を使いますが ある程度になれば 無の字に変えてください

禅においては 無学は もう学ぶことがないという意味
       不識は 知らないことがないということ

否定のように見えますが実は内容が充実していることなのです

字の意味をよくお調べになって、各各の修行の道しるべとして頂くと
ありがたく思います。

 皇紀2668年弥生18日
   基道館長   大城戸無端庵基輝
武術 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark

明日への遺言

映画「明日への遺言」を観ました
戦時中とはいえ無差別爆撃がいかに人道に反しているか「法戦」を挑んだ岡田資中将の
生き様です   13階段に向かうときのせりふ「なーに隣に往くようなモンです」
藤田まことさんの演技は迫真でした。
スティーブマックインの息子さんが 共演していますが、初対面のとき藤田さんに
恫喝するような言動をしたそうです しかし 藤田さん少しも騒がず・・・
さすが、必殺仕事人・・いや、てなもんや三度笠!
法廷の場面では3台のカメラが回り、気が抜けない撮影だったそうです
是非観てくださいね

さて、そのとき裁かれた人たちのリストが見つかりました
あとにのせておきます 勿論岡田中将も載っています

私としては、1番に出でてくる大城戸三治中将が (京都憲兵指令官)
ずっと昔から気になっていました
この人は 我が一族なのかどうか  すでに私が長老になった今
それを知る手がかりはない

いわれなき罪に問われ獄に消えた方たちのみたまよ安らかなれと祈る

以下転載
捕獲搭乗員殺害事件

氏名 階級 判決 再審 本籍 役職 備考
憲兵司令部
大城戸三治 中将 終身   京都 憲兵司令官 大阪憲兵隊事件 石田乙五郎 中将 1年 判決棄却 広島 憲兵司令部本部長  大阪憲兵隊事件
山村義雄 憲大佐 1年 判決棄却 広島 〃  外事課長 大阪憲兵隊事件

東部軍管区・第十二方面軍司令部
河野正二 医少将 無罪 神奈川 軍医部長
一戸公哉 中佐 絞首 20年 東京 東部軍参謀 一ツ橋事件
平野健次 医中尉 終身 埼玉 東部軍軍医部 毒殺事件
園部六郎 医中尉 2年 東京 東部軍軍医部 一ツ橋事件

東部憲兵隊司令部
大谷敬二郎 憲大佐 10年 滋賀 東部憲兵隊司令
藤野鸞丈 憲中佐  5年  3年 香川 総務課長
杉原栄一 憲少佐  5年 静岡 外事課長
外山俊男 憲大尉 終身 北海道 外事掛 毒殺事件
根本 常 憲中尉  4年  1年 茨城
本川 貞 憲中尉 絞首 岐阜 外事課内勤班長 一ツ橋事件
柳沢健一 憲少尉 無罪   岐阜 外事課内勤班 一ツ橋事件
和知信重 憲准尉  8年  6年 東京
田辺 清 憲曹長  2年6月 10月 山梨
桑原正雄 憲曹長 終身 千葉 外事課内勤班 一ツ橋事件
山中五郎 憲曹長 無罪 外事課内勤班 一ツ橋事件
松本正一郎 憲軍曹 無罪 東部軍防衛班付 一ツ橋事件
疋田豊一 憲伍長  4年  2年 滋賀

東部憲兵隊上野憲兵分隊
野口悦二 憲曹長 12年 11年 鳥取 上野憲兵分隊 千住大橋事件

東部憲兵隊立川憲兵分隊
矢島七三郎 憲少佐  終身 東京 分隊長  立川事件
関  昇 憲准尉 20年 19年 群馬 立川事件

東京陸軍刑務所
田代敏雄 大尉 絞首 終身 愛知 刑務所長 搭乗員焼死事件
越川正雄 少尉 絞首 30年 千葉 看守長 搭乗員焼死事件
大久保又一 法曹長 絞首 終身 東京 看守 搭乗員焼死事件
神本啓司 法軍曹 絞首 終身 東京 看守 搭乗員焼死事件
神戸初明 法軍曹 絞首 終身 東京 看守 搭乗員焼死事件

第一五二師団司令部(千葉県佐原町)
能崎清次 中将 無罪 石川 師団長 佐原事件
霜田千代士 大佐 40年 39年 東京 参謀長 佐原事件
笠井平馬 少佐 無罪 長野 高級副官 佐原事件
新郷良夫 少佐  5年   佐賀 参謀 佐原事件
酒井與三 中尉  5年 石川   佐原事件
高 藤一 中尉  5年 石川 佐原事件
萩原雅子 民間人 無罪 千葉 司令部筆生 佐原事件
柳沢藤次郎 民間人  1年 千葉 佐原事件
石井伊三郎 民間人  1年 千葉 佐原事件
石原田鶴子 民間人 無罪 千葉 佐原事件
本宮宇之助 民間人  5年 千葉 佐原事件
榊原一也 民間人  1年 千葉 佐原事件
鈴木知一 民間人  1年 千葉 佐原事件
藤崎清太郎 民間人 無罪 千葉 佐原事件
根本健児 民間人 無罪 千葉 佐原事件
石田直三 民間人 無罪 千葉 佐原事件
菅生庄太郎 民間人 無罪 千葉 佐原事件
青柳甚兵衛 民間人 無罪 千葉 佐原事件

第一四七師団歩兵第四二六聯隊第一大隊挺身中隊(千葉県日吉村)
満淵正明 大尉 絞首 石川 中隊長 武士道裁判
菊地重太郎 少尉 25年 北海道 武士道裁判
境野鷹義 衛曹長 終身   北海道
 
第一四七師団歩兵第四二七聯隊(千葉県茂原町)
安江 清 上等兵  1年 北海道 茂原刺突演習事件
石森初男 上等兵  1年 北海道 茂原刺突演習事件
伊藤顕正 一等兵 無罪 北海道 茂原刺突演習事件
篠原正清 二等兵  1年 5月 北海道   茂原刺突演習事件
高金三男 二等兵  1年 5月 岩手   茂原刺突演習事件
吉田秀雄 二等兵  1年 5月 北海道 茂原刺突演習事件
峰谷正雄 二等兵  1年 5月 北海道 茂原刺突演習事件

第九三師団歩兵第二〇三聯隊
田村一平 少尉 12年 静岡 西畑村刺殺事件
奥 光政 上等兵 無罪   富山 西畑村刺殺事件
南田多七 上等兵 無罪   石川 西畑村刺殺事件

東海軍管区・第十三方面軍司令部
岡田 資 中将 絞首 東京 東海軍司令官 東海軍事件
大西 一 大佐 絞首 終身 兵庫 高級参謀 東海軍事件
米丸正熊 大佐 25年 24年 鹿児島 副官 東海軍事件
足立誠一 中佐 17年 16年 兵庫 航空参謀 東海軍事件
保田直文 少佐 15年 14年 大阪 兵站参謀 東海軍事件
伊藤信男 法少佐 絞首 終身 愛知 法務部 軍律会議事件
松尾決治 少佐 20年 19年 熊本 軍律会議事件
山田仂雄 大尉 20年 19年 愛知 東海軍事件
成田喜久雄 大尉 30年 29年 静岡 東海軍事件
山東広吉 法中尉 20年 和歌山   軍律会議事件
片浦利厚 中尉 15年 14年 三重 軍律会議事件
菅井康治 少尉 10年 新潟 東海軍事件
田辺光夫 見士 10年 東海軍事件
近藤 清 見士 10年 愛知 東海軍事件
谷田貝潔 見士 10年   栃木 東海軍事件
桑田春夫 曹長 10年 京都 東海軍事件
川上末高 曹長 10年 東海軍事件
鶴田義高 曹長 10年 愛知 東海軍事件
信田英司 軍曹 10年 愛知 東海軍事件
山本英二郎 軍曹 10年 京都 東海軍事件
藤田隆義 軍曹 10年 三重 東海軍事件
古山又一 伍長 10年 愛知 東海軍事件
土山敬之  伍長 10年 静岡 東海軍事件
林 重朝 一等兵 10年 富山 東海軍事件

中部軍管区・第十五方面軍司令部
内山英太郎 中将 30年 29年 東京 中部軍司令官 軍律会議事件
國武三千雄 中将  3年  2年 福岡 参謀長 軍律会議事件
大田原清美 法少将 絞首 終身 東京 法務部長 軍律会議事件
山中徳夫 少佐 25年 24年 栃木 作戦主任参謀 軍律会議事件
小野武一 法大尉 30年 29年 岡山 軍律会議審判官 軍律会議事件
萩矢頼雄 法大尉  3年  2年 富山 法務部検察官 軍律会議事件
中道貫治 法大尉  3年  2年 岐阜 大阪陸軍刑務所長 軍律会議事件
松森英雄 中尉 10年 岡山 軍律会議審判官 軍律会議事件

内山英太郎 中将 40年 37年 東京 中部軍司令官 大阪憲兵隊事件(重複判決)
國武三千雄 中将 終身 福岡 参謀長 大阪憲兵隊事件(重複判決)
大庭小二郎 大佐 10年  9年 東京 先任参謀 大阪憲兵隊事件
山中徳男 少佐  8年  6年 栃木 作戦主任参謀 大阪憲兵隊事件(重複判決)
小野武一 法大尉 無罪   法務部法務官 大阪憲兵隊事件(重複判決)

中部憲兵隊司令部
長友次男 憲少将 終身 宮崎 中部憲兵隊司令 大阪憲兵隊事件
安城 浩 憲大佐  4年  2年 千葉 総務課長 大阪憲兵隊事件
藤岡英雄 憲中佐 終身 東京 警務課長 大阪憲兵隊事件
志内猪虎麿 憲少佐 終身 山梨 外事班長 大阪憲兵隊事件
高山弘明 憲大尉 無罪 東京 大阪憲兵隊事件
和田安夫 憲准尉  5年  3年 和歌山 大阪憲兵隊事件
浜本次郎 憲准尉 15年 鳥取 大阪憲兵隊事件
杉浦隆三郎 憲准尉 無罪 大阪 大阪憲兵隊事件
森 孝雄 憲曹長  2年 大阪   大阪憲兵隊事件
浜田留吉 憲曹長  2年  1年 鹿児島 大阪憲兵隊事件
小林秀一 憲曹長 無罪 和歌山 大阪憲兵隊事件
森本成巳 憲曹長 無罪 兵庫 大阪憲兵隊事件
館野良一 憲曹長 無罪 兵庫 大阪憲兵隊事件
竹田 力 憲曹長 無罪 岡山 大阪憲兵隊事件
大筏武一 憲軍曹 無罪 大阪 大阪憲兵隊事件
高橋伊三 憲軍曹 無罪 兵庫 大阪憲兵隊事件
津野一義 憲伍長 無罪 高知 大阪憲兵隊事件
小西新八 憲兵長 無罪 奈良 大阪憲兵隊事件
松田定哉 憲兵長 無罪 高知 大阪憲兵隊事件
大西正樹 憲一等兵 無罪 兵庫 大阪憲兵隊事件
中野正元 通訳  2年 岡山 大阪憲兵隊事件
 
高知地区憲兵隊/第144歩兵聯隊補充隊
山本丈夫 憲中尉 終身 高知 高知地区憲兵隊
田村 甫 医大尉 25年 24年 山口 四国軍管区歩兵第三補充隊軍医
高見俊一郎 衛生見士 20年  3年 高知 四国軍管区歩兵第三補充隊軍医
筒井 肇 医大尉  5年 徳島 高知陸軍病院

西部軍管区・第十六方面軍司令部
横山 勇 中将 絞首 病死 福岡 西部軍司令官 生体解剖事件
稲田正純 中将  7年  5年 鳥取 参謀長 生体解剖事件
福島久作 少将 15年 13年 埼玉 参謀副長  生体解剖事件
伊藤章信 法少将 10年  9年 愛知 法務部長 生体解剖事件
堀内清真 医少将 無罪 軍医部長 生体解剖事件
穐田弘志 大佐 終身 東京 参謀 生体解剖事件
佐藤吉直 大佐 絞首 終身 山形 参謀 生体解剖事件
神 猪一郎 中佐 無罪 青森 参謀 生体解剖事件
薬丸勝哉 中佐 終身 鹿児島 生体解剖事件
五位山真治 大尉 10年 大分 生体解剖事件
相原嘉十郎 大尉 20年 19年 愛媛 生体解剖事件
平光吾一 教授 25年 23年 岐阜 九大医学部解剖学科長 生体解剖事件
鳥巣太郎 教授 絞首 10年 佐賀 九大医学部第一外科 生体解剖事件
平尾健一 助教授 絞首 45年 長崎 九大医学部第一外科 生体解剖事件
森 良雄 講師 絞首 25年 福岡 九大医学部第一外科 生体解剖事件
森本憲治 医員 終身   福岡 九大医学部第一外科 生体解剖事件
野川延吉 医員 25年   岐阜 九大医学部第一外科 生体解剖事件
仙波嘉孝 医員 終身   愛媛 九大医学部第一外科 生体解剖事件
田代友禧 医員 15年   福岡 九大医学部第一外科 生体解剖事件
五島四郎 医員  6年  5年 岐阜 九大医学部解剖学科 生体解剖事件
牧野栄一郎 医員  9年  8年 岡山 九大医学部解剖学科 生体解剖事件
笠  幹 医員  3年   福岡 九大医学部解剖学科 生体解剖事件
田代次郎 研究生 15年   福岡 九大医学部第一外科 生体解剖事件
久保敏行 研究生 15年   福岡 九大医学部第一外科 生体解剖事件
筒井静子 看護婦長  5年  3年 福岡 九大医学部第一外科 生体解剖事件
鴉丸廣長 医大尉 無罪     西部軍軍医部 人肉嗜食事件
真武真地郎 医大尉 無罪     偕行社病院 人肉嗜食事件
岸 達郎 医少尉 無罪     偕行社病院 人肉嗜食事件
伊東 明 軍属 無罪     偕行社病院 人肉嗜食事件
小田 耐 民間人 無罪     偕行社病院 人肉嗜食事件
 
横山 勇 中将 絞首 病死 福岡 西部軍司令官 油山事件(重複判決)
稲田正純 中将 無罪   鳥取 参謀長 油山事件(重複判決)
福島久作 少将 絞首 15年 埼玉 参謀副長 油山事件(重複判決)
伊藤章信 法少将 絞首 終身 愛知 法務部長 油山事件(重複判決)
穐田弘志 大佐 無罪   東京 高級参謀 油山事件(重複判決)
友森清晴 大佐 絞首 終身 東京 参謀副長 油山事件
佐藤吉直 大佐 絞首 終身 山形 参謀 油山事件(重複判決)
薬丸勝哉 中佐 終身   鹿児島   油山事件(重複判決)
神 猪一郎 中佐 無罪   青森   油山事件(重複判決)
射手園達夫 少佐 終身   鹿児島   油山事件
楠本留之助 少佐 40年   大分   油山事件
相原嘉十郎 大尉  5年   愛媛   油山事件(重複判決)
雪野孔二 大尉 無罪   熊本   油山事件
冬至堅太郎 主大尉 絞首 終身 福岡   油山事件
和光勇精 法大尉 絞首 終身 山梨   油山事件
中山博二 大尉 絞首 終身 福岡   油山事件
村田定由 法中尉 無罪   山口   油山事件
米田一郎 中尉 終身   山口   油山事件
吉田寛二 中尉 30年 29年 兵庫   油山事件
赤嶺輝雄 中尉 終身   長崎   油山事件
橋山 登 中尉 終身   宮崎   油山事件
乙須徳美 中尉 30年   鹿児島   油山事件
佐田野修 少尉  5年   福岡   油山事件
中村 實 少尉 無罪   福岡   油山事件
加来孝信 少尉 25年   福岡   油山事件
野田英彦 少尉 25年 24年 福岡   油山事件
大槻 隆 少尉 30年 29年 兵庫   油山事件
山上 均 少尉 25年   静岡   油山事件
山本福一 少尉 30年 29年 島根   油山事件
尊崎正彦 少尉 絞首 終身 佐賀   油山事件
大西 保 少尉 20年  8年 東京   油山事件
大野峰弘 少尉 30年 29年 和歌山   油山事件
池田金芳 准尉 20年 19年 鹿児島   油山事件
土山徳三 曹長 20年 10年 山口   油山事件
窪山秀澄 曹長 20年 10年 福岡   油山事件
猪上光繁 曹長 10年   宮崎   油山事件
松喜未勝 曹長 20年 10年 熊本   油山事件
長岡政治 伍長 10年   東京   油山事件
江夏徳治 憲少佐 無罪   宮崎 西部憲兵隊 油山事件
 
石垣島海軍警備隊
井上乙彦 海大佐 絞首   神奈川 石垣島警備隊司令 石垣島事件
井上勝太郎 海大尉 絞首   岐阜  石垣島警備隊副長 石垣島事件
幕田 稔 海大尉 絞首   山形   石垣島事件
榎本宗應 海大尉 絞首   宮崎   石垣島事件
前島勇一 海中尉 絞首 終身 佐賀   石垣島事件
椋本進平 海中尉 絞首  5年 東京   石垣島事件
諸岡良平 海中尉 20年 無罪 東京    石垣島事件
福元徳男 海少尉  5年   鹿児島   石垣島事件
田口泰正 海少尉 絞首    北海道   石垣島事件
炭床静男 海少尉 絞首 40年 鹿児島   石垣島事件
北田満能 海兵曹長 絞首 30年 熊本   石垣島事件
川平謙二 海上曹 無罪   鹿児島   石垣島事件
桑野佐八 海上曹 絞首 35年 福岡   石垣島事件
藤中松雄 海一曹 絞首   福岡   石垣島事件
瀬山忠幸 海一曹 絞首  5年 徳島   石垣島事件
成迫忠邦 海一曹 絞首   大分   石垣島事件
白方良男 海二曹 絞首 終身 宮崎   石垣島事件
灘原岩義 海二曹 絞首 終身 熊本   石垣島事件
上新原種義 海二曹 絞首 終身 鹿児島   石垣島事件
吉原 剛 海二曹 絞首 20年 佐賀   石垣島事件
田内義雄 海水兵長 絞首 10年 高知   石垣島事件
後藤利夫 海水兵長 絞首 終身 大分   石垣島事件
赤塚半次 海上水 絞首 10年 福岡   石垣島事件
山川與重 海上水 絞首 10年 長崎   石垣島事件
浦山為一 海上水 絞首 10年 長崎   石垣島事件
寺島清市 海上水 絞首 10年 大分    石垣島事件
染矢正規 海上水 絞首 10年 大分   石垣島事件
中園廣俊 海上水 絞首 10年 福岡   石垣島事件
宮原房雄 海上水 絞首 無罪     石垣島事件
真武角太郎 海上水 絞首 10年 福岡   石垣島事件
手塚 隆 海上水 絞首 20年 長崎   石垣島事件
木本数夫 海上水 絞首 10年 福岡   石垣島事件
古野正二 海上水 絞首 終身 福岡   石垣島事件
佐々木繁 海上水 記録なし       石垣島事件
伊波嘉明 海一水 絞首 終身 沖縄   石垣島事件
大家信行 海一水 絞首 無罪 高知   石垣島事件
高村直一 海一水 絞首 無罪 長崎   石垣島事件
内倉正徳 海一水 絞首 終身 鹿児島   石垣島事件
久保久吉 海一水 絞首 12年 愛媛   石垣島事件
前内原武 海二水 絞首  5年 沖縄   石垣島事件
池原繁一 海二水 絞首 10年 沖縄   石垣島事件
萩堂盛光 海二水 絞首 10年 沖縄   石垣島事件
桑江良勇 海二水 絞首 35年 沖縄    石垣島事件
小浜正昌 海二水 絞首  5年 沖縄   石垣島事件
大城栄吉 海二水 絞首  5年(執行猶予)
沖縄   石垣島事件
池宮城盛景 海二水 無罪   沖縄   石垣島事件
 
喜界ヶ島海軍航空隊
木田覚彦 海大佐 40年   東京 第七○一航空隊司令  
佐藤 勇 海中佐 絞首   京都 第五航空艦隊司令部付  
谷口鉄夫 海少尉 絞首 終身 鹿児島 南西諸島航空隊司令部付  
吉田政義 海大尉 40年   熊本 南西諸島空司付  
佐藤 勇 海中佐 20年   京都 第五航空艦隊司令部付 (重複判決)
大島宗彦 海技大尉  7年   兵庫 第三二一設営隊  

第二十八師団(沖縄県宮古島)
陸路富士雄 中佐 35年 東京 第二八師団情報参謀
外村奥治 少尉  9年 東京
竹内次郎 曹長  3年 東京
畑野耕造 憲伍長  3年 京都 宮古島憲兵分隊

台湾軍司令部
小池金市 法大尉  4年  3年 東京 台湾軍法務部

イギリス香港裁判
第一四七師団歩兵第四二六聯隊(千葉県長生郡睦沢町)
田村禎一 大佐 銃殺 聯隊長 ホックレー少尉事件
平野 昇 少佐 銃殺 師団参謀 ホックレー少尉事件
藤野政三 大尉 15年 聯隊副官 ホックレー少尉事件

アメリカ上海裁判
上海第十三軍司令部
沢田 茂 中将  5年 東京 第十三軍司令官 ドーリットル事件
和光勇精 法大尉  9年 山梨 第十三軍法務部 ドーリットル事件(重複判決)
岡田隆平 大尉  5年 愛知 上海陸軍部 ドーリットル事件
植田外次郎 法大尉  5年 石川 第六方面軍法務部 ドーリットル事件
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帰還

帰還のとき

展け放った窓外に
翻った夜には
時代が並ぶのではない
綴られた事実が残るのだ

血脈に記されたものが
燈台をめざし闇夜を往くとき
ふりかえったまなざしに
応える用意はあるか

残りしものは遙かな山脈に砦を築き
盾となり 矢となって帰らない
勇気ある幾多のものを待て

百年の後、春夜の風に送られて
声となり、帰還する月下の隊列
栄光の旗を掲げてかれらに見せよ
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花びらながれ

さくらのたよりが・・・

16歳頃 読んだ美しい 三好達治の 詩があった


甃のうへ


あはれ花びらながれ
をみなごに花びらながれ
をみなごしめやかに語らひあゆみ
うららかの跫音空にながれ
をりふしに瞳をあげて
翳りなきみ寺の春をすぎゆくなり
み寺の甍みどりにうるほひ
廂々に

風鐸のすがたしづかなれば
ひとりなる
わが身の影をあゆまする甃のうへ  (昭和5年 測量船)




ももの「あはれ」は近頃になって感じ始めた。
しっかり、真剣に享受した生涯をつとめる 、そのあとに
充足感とともに、あはれが理解できるのであろうか。
この詩に親しんでから40年の月日が流れた
今私は、このようにみ寺をあゆめるだろうか

ただこぼれるばかりの春の光の中に 散りゆく桜を夢想する
西行法師の 思いを思いながら・・・・
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